デジタルパーマと電髪の違いを言えますか?

バリカンの使い方の基本も、昔と大して変わってません。
バリカンだけじゃなく、ハサミの使い方や髪の切り方の基本も、大して変わってません。
その昔、ストロークカットとか色々流行ったけど、今じゃほとんどの美容師がストロークカットなんてやってない。理由は、基本的なカットとは違うからだと思う。

これから先、革命的な変化や突然変異がない限り、大きな変化は無い気がします。
それを、気付かせてくれたのは壁下さんのブログ。

『最近体にいいと言われている』食品って毎年出るけど翌年にはもう無い(笑) もう出し尽くした感がある。 | クリーニング屋が伝える上手なご家庭洗濯のブログ

こんにちは 昨年フィーバーを巻き起こした水素水 どこに行ったのだろう?? 健康食品自体興味ないのですが、毎年流行を作る業界がすごいな…と思っているクリーニング屋の壁下です。 僕が働いているクリーニング屋(洗濯業)は2000年前から存在しておりました。 ステファヌスの洗濯屋 FULLONICA DI STEFANO ポンペイ遺跡では18軒もの洗濯屋が存在していた見たいです。プレス機も存在していたんですよ。 日本では石槍で猟をしていた時代にびっくりです。 生活に密着していた業というのは、新しい商品は出るのですが、根本的な技術は出し尽くした感があります。 美容業界も同じかな?? 髪の毛の成分は古来から変わることはありません。もちろん技術の進歩はあると思いますが、あまり大きな変化はないと思います。 劇的に汚れが落ちるシャンプーとか、劇的に髪の毛が生える育毛剤 なんてものが出てくれば別ですがそんなことはありません。理由は人のための商品だからです。僕たちがあるからシャンプーも洗剤も必要だということ。 僕たち人間から出る汚れが変わらない限り商品に大きな変更は必要ない。 だから、戦後から比べるともちろん進化はしているけど1990年代からさほど技術の進化は見られなくなってきています。 出し尽くした感がある。もちろん、これは業界的にはいいことですよ。 健康食品も同じかな?? って僕は思っています。 毎年新しい商品は出てくるけど。翌年には姿を消していることが本当に多い。 あれだけ意気揚々に販売していたのに、今年は別の商品を売っているってなかなか多いですよね。 僕の考え方はこんな感じ 5年後健康食品として存在しているならあり、基本消える ということです。 また、体にいいものは僕たちが生まれる前に基本的に確立されている。 科学的根拠もないのに古来の人は体にいいものを食べ続けている。というのが僕の考え方。 今、体にいいものは昔からあるものが多くないですか? これは洗濯業界も同じです。機械的には大きく進歩しているけど、洗剤はほぼ同じです。 劇的に変わることはない。 今年発売された新しい洗剤も来年には姿を消します。 古くからあるものに目を向ける。  原理原則変わらない そんなことを思った最近です。 そういや、純水とかどこ行ったんだろう・・・

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ここで、一枚の写真を見てもらおう。
これが何かと言うと、

昭和20年代頃の、デジタルパーマっす!


は?ってなりそうだけど、事実ですよ。当時は、「電髪」と呼んでたらしいですが。
電気の力で熱を発生させ、パーマをかける。現代のデジタルパーマと、なんら変わりありません。変わったのは、呼び名ぐらいじゃ無いかな?
薬剤を使うのも変わってない。もちろん、薬剤は進化してますが、髪がダメージする事は無くなりません。
タイトルの、デジタルパーマと電髪の違いを言えますか?の答え。

「なんの違いもない」です。


何を言いたいかと言うと、美容師業界においても、基本は昔から変わらないって事です。

僕も、基本を見直そうっと。


本日は以上です。

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熊本市城南町下宮地にあるHAIRBASE(ヘアーベース) 菅繁樹 のブログメインサイトです。

古い車の、セリカリフトバックが好き過ぎる美容師の菅です。 趣味は車とバイクで、美容の事よりも趣味の発信が多目。最近は、バイクでサーキットの走行会に参加してます。 得意な事が髪をカットする事。 城南町下宮地で、オレンジ色の古い車が目印の美容室でお仕事やってます。