たまには、ちゃんとお仕事ネタを。
これから、秋冬と季節が変わっていくのだけど。ここ最近、髪が硬いお客さんが多いんですよねー。でも、それは地毛の硬さじゃない人がほとんどです。
実際に、日本人で本当に髪が硬い人は少ないんです。
では、なぜ髪が硬くなるのか?
ほとんどの原因が、ダメージによる硬さです。要は、ダメージにより髪が硬くなるんです。
イメージ的には、青々とした竹は柔らかいしなりがあるけど。枯れて茶色になった竹は、硬くて「パキッ」と割れる。
枯れるって事は水分がないんです。髪で言うと、保湿が出来てないんです。
伝わってるかなぁ?
ダメージにより、保湿力が無くなり水分が足りず硬くなるんです。
そのダメージの原因は、パーマやカラーリングもあるけれど。もしかしたら、熱ダメージかもしれない。
では、いつ熱ダメージを受けているのか?
意外に、身近にある物です。
ドライヤーです。
ショートやボブスタイルの人は、あまり感じないかも知れないけど。ミディアムからロングスタイルの人は、ドライヤーによる熱ダメージが多いです。
たとえば、年間に15cmぐらい髪は伸びるので髪が30cm以上の人の毛先は、2年間ドライヤーの熱に毎日さらされるのです。
熱ダメージを受ければ受けるほど、保湿力は弱くなります。結果、枯れた竹のように硬くなるのです。
しかし、ドライヤーで乾かさないと乾かさないで、ダメージするのでNG。
では、どうすれば良いのか?
熱から守ってくれる、洗い流さないトリートメントを使う事と、適度な水分量を髪に残す事です。
洗い流さないトリートメントは、どこのサロンでも販売しているので、担当の美容師さんに相談してくださいね。
適度な水分量は、美容師さんが乾かした後の髪をじっくりと触ってください。
ここ、重要です。
サロンでしか確認できません。なので、サロンに行ったときには必ず髪を触って、確認してくださいね。
あと、ドライヤーの冷風を必ず使ってください。
髪に残った熱を冷やすのと同時に、髪のまとまりや艶を出してくれます。
忘れないでくださいね。
熊本市城南町下宮地にあるHAIRBASE(ヘアーベース) 菅繁樹 のブログメインサイトです。
古い車の、セリカリフトバックが好き過ぎる美容師の菅です。 趣味は車とバイクで、美容の事よりも趣味の発信が多目。最近は、バイクでサーキットの走行会に参加してます。 得意な事が髪をカットする事。 城南町下宮地で、オレンジ色の古い車が目印の美容室でお仕事やってます。
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