セリカリフトバックの整備日記。それと、アロンアルファの裏ワザ。

僕は、何でも自分でやってみないと気がすまない性分らしい。もちろん、無茶な事はしませんけど。

今回は、セリカリフトバックのクォータウィンドウのウェザーストリップの交換。これが何かと言うと、雨水が車内に入り込まないようにする為のゴムです。
(ガラスの周りの黒いゴムの部分)
そこを、よく見てみると・・・。

40年間、雨や日光にさらされてヒビ割れてしまってます。
このままでは見かけも悪いので、ヤフーオークションで見つけた純正部品の新品ゴムと交換です。早速、外していきます。
手順としては、凄く簡単です。写真はないけれど、ネジを2本外せば簡単に取り外しできます。

ほいっ!!

ここで、注意しないといけない事が1つ。ガラスに、余計な力を入れないこと。何せ、相手はガラスですから、ちょっとした事ですぐに割れちゃいますからね。割れてしまっては、ゴム交換どころの話じゃありませんから。
このクォーターウィンドウ、実は「はめ殺し」になっていて、銀色のモール(縁取りしてあるところ)のおかげで、もともと雨漏りしない構造になってます。なので、ゴムがヒビ割れしてても大丈夫なんです。でも、やっぱ見かけがね〜〜。って事で交換。

この後、ガラスをはめ込んであるゴムを新品のゴムに交換して車体へと押し込んでいくんですが、ここでも注意事項が1つ。
無理に押し込んでも、ゴムとシルバーのモールが密着して摩擦抵抗が半端ない。このままでは、奥まで押し込んで密着させるのに苦労します。そこで、KURE556の登場!
KURE556をモールの内側と、モールに接触するゴムの部分に薄く吹きつけます。できれば、手が汚れるのを嫌がらずに、指先で丁寧につけたほうがいいです。スプレー缶で直接吹き付けると、ガラスやボディなど付けなくていい所にまで付いてしまいますからね。
KURE556を付けた後に、モールの枠にそって押し込んであげれば、余計な力をいれずにピッタリとはまります。

ほら、ばっちりでしょ!!

もちろん、自分で交換すると言うことは、何があっても自己責任なので要注意。自信がない人は、プロにお任せしましょうね。今回の、ゴム交換にかかった時間は、1時間程度でした。


ここからは、余談です。

最近のゴムパーツは、品質が良く昔よりは劣化しにくいですが、製造から10年以上経過した車は、ゴムパーツの交換をお勧めしますよ。特に、屋根なし駐車場に車をとめてる場合はね。知らない間に、雨水や紫外線でゴムが劣化し、気密性が落ちてきてるはずですから。


それから、おまけに。
プラスチックパーツとかを、割ってしまった時にアロンアルファを使う事があると思います。でも、いくらアロンアルファとは言え、強度に不安があるようなら、接着した所をティッシュで強化するといいですよ。
ティッシュの繊維が、補強材の代わりになります。柔らかくて、いろんな形に応用できるので、ちょっとした所に使いやすいです。ただ、オモテ面など見える所には使えない裏ワザですけどね。

本日は以上です。

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熊本市城南町下宮地にあるHAIRBASE(ヘアーベース) 菅繁樹 のブログメインサイトです。

古い車の、セリカリフトバックが好き過ぎる美容師の菅です。 趣味は車とバイクで、美容の事よりも趣味の発信が多目。最近は、バイクでサーキットの走行会に参加してます。 得意な事が髪をカットする事。 城南町下宮地で、オレンジ色の古い車が目印の美容室でお仕事やってます。